トピックス

トマトの黄化葉巻に効果

■ 黄化葉巻病に効果

光合成細菌の散布により、黄化葉巻病(TYLCV)の進行が止まり収穫ができるようになった。

生産者名:橘 大三郎(タチバナ ダイザブロウ)
住  所:大阪府枚方市山之上4丁目16-3
連絡先 :090-1716-2133(連絡は昼頃にお願いします。)

栽培方式:水耕栽培

品  種:トマト耐病みそら 700本
      ミニトマト 500本

種蒔き:2月1日
定 植:3月1日

3月末頃に黄化葉巻病(TYLCV)の発病に気づき4月15日頃より、あまり出来の良くない光合成細菌培養液の700倍~1000倍液を1回/1週間を2週間、葉面散布・養液の中に入れるが、効果不明

その後、光合成細菌の培養がうまくいくようになり、株元に100倍液を灌注、200倍液を葉面散布を週2回行い、その頃から生産者の感で、黄化葉巻(TYLCV)が進行してないように感じ、その後病気の進行が止まる。
日が経過するに光合成細菌が、黄化葉巻病のウィルス(TYLCV)が不活性化しているのでないかと確信に近づく。

光合成細菌を散布するようになって、黄化葉巻(TYLCV)のウィルスを媒介するシルバーリーフコナジラミの発生が少なくなり、また、サビダニも出ていない。
光合成細菌には少なくともウィルスを不活性化する効果と防虫効果があるように感じます。

また、最初の収穫5月16日 2回目の収穫5月19日熟期も1週間早くなったのも光合成細菌の効果と思います。

ウィルスの発病後はトマトの栽培の廃業も考えましたが、光合成細菌の効果によって収穫ができるようになって同じ農家の方で黄化葉巻(TYLCV)ウィルスで悩んでいられる方の光明になればと思い、情報を発信します。

なお、5月19日に1回目のトマトを買っていただいたお客様が、わざわざ来園されて今年のトマトの味がとても良かったとお褒めの言葉をいただきました。これも光合成細菌の効果でしょう。

橘 大三郎







  • 2014.06.02
  • 10:04

EMとは?

EMとは?


EMとは(Effective Microorganisms)の頭文字から付けられた造語で、有用な微生物群という意味です。
EMは自然界から採種し、抽出、培養した微生物で、【琉球大学農学部の比嘉照夫 教授】が開発しました。

EMの中には数十種類の働きの異なる微生物が入っています。
主な微生物として、
食品に使われるものと同じ仲間の【乳酸菌群】、【酵母群】をはじめ
【光合成細菌群】、【放線菌群】、【糸状菌群】などがあります。

このEMを土に入れることにより、土の持つ力を十分に発揮させ、植物が健康に育つ環境を作り出します。

当初は土壌改良資材として開発されたEMですが、現在では農畜水産だけでなく水質浄化をはじめとする環境浄化や、医療、建築、教育など様々な分野に広がり活躍しています。



微生物について


微生物は、肉眼では見えず顕微鏡を使って見える小さな小さな生き物です。
この微生物を人間や自然に有益なものを善玉菌・逆に有害なものを悪玉菌と呼びます。
EMは善玉菌の集まりで、
善玉菌が活躍すると植物や動物を元気にし汚染された環境を浄化するなど、様々なメリットがあります。




EMの主な微生物


【乳酸菌】
乳糖やブドウ糖を分解して大量の乳酸をつくる細菌の総称で、乳酸のみを生成するホモ乳酸醗酵菌と乳酸・酢酸・アルコール・炭酸ガスを生成するヘテロ乳酸醗酵菌に分類されますが培養条件やグルコース(ブドウ糖)濃度が著しく低い条件下では乳酸を酢酸に変換しヘテロ醗酵と同じ作用をすることもあります。

乳酸菌の効果
ビタミンの合成
消化吸収の補助 便秘や下痢、食中毒の予防、血中コレステロール上昇・高血圧を抑える
感染防除 風邪、ゼンソクを予防したりガンを予防、抑制する
免疫力向上 腸の腐敗を抑える
乳酸菌で悪玉菌を退治 大腸菌群を死滅させる


EMに入っている乳酸菌
Lactobacillus Plantarum(ラクトバチリス プランタラム)
Lactobacillus Casei(ラクトバチルス カゼイ)

以上の2種でホモ乳酸醗酵菌で37℃~40℃が増殖温度です。
EMの中の85%~90%前後がこの乳酸桿菌です。



【酵母】
ビタミンや生理活性物質を作り出し、植物や他の有効菌の活性化を促進します。
酵母とは食品加工に使われる代表的な菌で5~10ミクロンの大きさで細胞壁で覆われた内側には核やミトコンドリアの姿が確認できる真核単細胞で349種確認されております。

酵母の効果
糖をアルコールと炭酸ガスに分解し様々な栄養成分を作り出します。
ミネラル、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、ビタミン、B1、B2、ナイアシン、葉酸
また酵母の細胞壁には自然治癒力を高めるキノコ類と同じベーターグルカンとマンナンです。

EMに入っている酵母
Saccharomyces Cerevisiae サッカロマイセス・セレヴィシエ
Candida Utilis キャンディダ・ウティリス



【光合成細菌】

有害物質からビタミンや植物の養分を合成するEMの中の主役。

EMに入っている光合成細菌
Rhodopseudomonas Palustris ロドシュードモナス・パルストリス
Rhodobacter Sphaeroides ロドバクター・スファロイデス



【放線菌】

抗生物質を生成し、病原菌を抑制したり、難分解性の有機物を分解したりする働きをします。

放線菌とは分岐した糸状細胞や菌糸を作る原核性細菌
菌糸の細胞の幅は1メイクロメーター以下のグラム陽性菌で大きく分けて8科に分類され中には有害な菌もありますが抗生物質・酵素を生産するグループもあります。
現在は約1000種が知られています。

放線菌の効果
悪玉菌を駆除、抑制する抗生物質を生産する

放線菌が作り出す抗生物質
ストレプトマイシン、リファアイシン、リスロイシン、オレアンドマイシン、抗寄生虫薬エバーメクチン、抗ガン剤ブレオマイシン、ダウノマイシンなど

EMに入っている放線菌
Streptomyces Albus ストレプトマイセス・アルバス
Streptomyces Griseus ストレプトマイセス・グレセウス




【糸状菌】

デンプンやタンパク質を分解し、酵母などの有用微生物の増殖や発酵のための、栄養源を供給します。

糸状菌とは一般的にカビと呼ばれる生物で管状の細胞で構成されているものの総称です。
お酒や、しょうゆ、かつおぶし、医薬品(ペニシリン、セファロスポリン)、アルコール、有機酸や植物ホルモン(ジベレリン)などを生成します。

土壌微生物中で最も多く空気中、水中など様々な場に生息します。
水虫や植物の病気の原因菌なども数多くいますが、食品加工に多く利用されており、日本の代表的な菌とも呼ばれています。

糸状菌の効果
たんぱく質、セルロースの分解
でんぷんを糖に変える
抗生物質を作る

EMに入っている糸状菌
Aspergillus Oryzae アスペルギルス・オリゼー
Mucor Hiemalis ムコール・ヒエマリス

EM活性液の作り方

良いEM活性液とは



① ph【ペーハー】が3.5以下
② 乳酸菌が酵母より多い事(乳酸菌が90%前後)
③ 菌体の数が多いこと

この3つの条件を満たすものが良いEM活性液ですが、実際にチェックしますと①、②はクリアしていても菌体の多いものは少ないので現状です。

良いEM活性液を作るには

① 適した基質(エサ)を使用すること
② 増殖温度37℃~40℃を保持すること
③ 嫌気条件(空気の無い)を整えること
この条件を満たしてください 中でも適した基質は一般的に糖蜜を何%と云われていますが、糖蜜だけでも出来ますが、菌体の数はそんなに増えません。

より良質の高いEM活性液を作るには、温度37℃~40℃で嫌気条件が確保できるのであれば、弊社が開発した培基Wをご利用ください。マニュアルどおりに作れば、EM1並みの微生物密度の高い活性液が出来上がります

おすすめの培養方法



 すぐに使用する場合 
EM1 1%
EM2 0.5%
EM3 0.5%
とうみつ 2%
培基W 2%
紅塩 0.1%
水道水 94%
 長く保存する場合 
EM1 1%
EM2 0.5%
EM3 0.5%
とうみつ 5%
培基W 5%
紅塩 0.1%
水道水 88%

4日~7日間培養すれば、充分満足の出来るものが出来上がります。
なお、連続培養すれば培養時間は短縮できます。

※温度・培養条件が確保できない時は、EM原液(EM1)をうすめてご使用下さい。

EMの顕微鏡写真



EM活性液 顕微鏡写真 EM1 顕微鏡写真

EM活性液について

EM活性液について


まずEM活性液とは
EM1、EMWに水と基質(微生物の食べ物)を加えて微生物を活性化したものです。

色々な活性液のほとんどがEM活性液を作ったのは良いが長く保存して活性を失っているのが多くあります。
EM活性液を作ったらすぐに使う【活性化している状態で】10日位で使う事をオススメします。
特に基質1%位のものは、すぐに使って下さい。
基質(EMの食べ物の例 糖蜜)は少なくとも3%以上は必要です。

長く保存する時でも、基質5%以上で2~3カ月で使いきって下さい。

EM活性液をEM1と同じと考える方が多くいらっしゃいますが、EMの出来の目安ph3.5以下というのは、変な菌はいませんよという基準です。菌体がたくさん増えてEM原液並になっているという事ではありません。

菌体を増やす条件


温度38度~40度
適切な基質(糖蜜だけではむずかしい)
この条件を整えなければEM1を水に薄めて使用した方が効果が出やすい。

EM1の中の90%は乳酸菌です
 ラクトバチルス カゼイ
 ラクトバチルス プランタラム
上記2種ですが、いずれも発酵形態は糖を乳酸にするホモ乳酸醗酵と言いましてガス(炭酸ガス)を出さない醗酵をします。
グルコース(ブドウ糖)で培養すると、まったくガスを出さずにphは下がります。
ガスが出るのは、糖蜜の中にグルコースが少ないからです。
または、ガスを出す酵母あが活動増殖しているからです。

ですからガスがたくさん出ていれば良いEM活性液が出来るという訳ではありません。
(発酵:微生物が活動し始めた目安です)

EMの菌体を増殖させるには上記の通り、適した温度適した基質2つの条件を整える事が最低の条件です。

良いEM活性液を作るという事はEMの中の乳酸菌を増殖させる事が良いEM活性液を作る事につながります。


光合成細菌とは?

光合成細菌とは?


太陽光のエネルギーを利用して光合成をおこない空気中の窒素を土に固定する事ができ、土壌の肥沃化に貢献します。


有害物質を基質(食べ物)にしてアミノ酸・ビタミン・核酸物質を生成します。



期待できる効果


  • 【日照不足、冷害の生育不良に】
    天候不順による日照不足の生育不良時でも光合成細菌が植物の光合成を助け正常な生育をする。
    また冷害にも光合成細菌が作るアミノ酸 特にプロリンが作用し正常な生育をする。

  • 【果実の色・糖度・収量が改善】
    光合成細菌が作り出す、核酸物質のウラシル・シトシンは受精に効果があり、プロリンは結実に効果絶大です。
    隔年結果を起こす果樹には効果的です。(例:梅、柿など)

  • 【卵質・肉質の改善】
    畜産のエサに混ぜてやると、肉・卵の色が鮮やかになります。
    特に卵のビタミンが2割以上増加し、光合成細菌自体が高栄養なので、飼料効率も良く産卵率もアップします。
    糞尿の悪臭もなくなり、抗ウィルス効果が高く薬品が必要なくなります。

  • 【連作障害・土壌病害がなくなる】
    光合成細菌を施用すると植物病原性の強いフザリュウム等を殺す放線菌などが、増殖して病原性細菌による、連作障害をなくします。
    また、葉面散布するとウドンコ病などを予防してくれます。

  • 【水稲の秋落を防ぐ・蓮根の品質アップ】
    光合成細菌は水田に湧く硫化水素を食べて、アミノ酸・核酸物質等を生成し増収します。
    蓮根の生育を阻害する硫化水素の害がなくなるので、色の白い高品質の蓮根ができます。

  • 【魚介の養殖に効果】
    魚介類の養殖に使用すると、汚染物質の浄化する能力が高く、菌体は高栄養で動物性プランクトンや魚介類のエサとして、直接利用され光合成細菌から分泌される物質は藻類の増殖を促進してくれます。

  • 【水圏の生物相が豊かになる】
    光合成細菌は生物ピラミットのスターターとして海や川・池に投入してやれば、動物性プランクトンのエサとして、有用で光合成細菌を入れると、動物性プランクトンが猛烈な勢いで増殖し、それを食べるエビ・カニ・貝などが増え、それを食べる小魚が増え、大きな魚が増えるという良い循環ができます。
    海に投入すれば魚介類が増えます。

  • 【果樹の鮮度保持】
    光合成細菌を使用して育てた果実は色つきがよく、糖度があがり腐敗しない。
    例:みかん 7月 8月 9月  3回施用で果実の保全性がアップ

  • 【堆肥づくりに】
    堆肥づくりに使用すると分解しにくいモミガラなどでも約40日~50日で立派な堆肥に。
    また、ボカシ肥料作りが従来1年以上かけていたものが、2か月もあれば、立派なアミノ酸肥料になる。

  • 【悪臭物質の除去に】
    人間・動物が不快に感じる悪臭物質を、光合成細菌が基質(エサ)として分解します。
    例:アンモニア・インドール・炭酸ガス・スカトール・硫化水素・揮発性アミン・メルカプタン・脂肪酸など

光合成細菌の使い方と効果


  • 【水田】
    光合成細菌を水口か流し込む。
    根に障害を与える硫化水素を消化し秋落を防ぐ。花芽形成、着花、着粒数増大、増収、肥料の減量、病気予防、食味改善

  • 【畑】
    光合成細菌の土壌かん注・葉面散布。
    花芽形成、着果、果実肥大、増収、肥料の減量、病害抑制、食味改善、糖度UP、作物の日持ち改善、連作障害改善

  • 【花卉・園芸】
    光合成細菌の土壌かん注・葉面散布
    花芽形成、着果、果実肥大、増収、病害抑制、肥料減量、食味改善、糖度UP、果実花の日持ち改善、連作障害改善

  • 【水産・養殖】
    光合成細菌を水の中に入れる・飼料に混ぜ込む
    水中の有機物を他の有用微生物と連動して消化し水質UP、生存率のUP飼料の減量化、死亡率の改善

  • 【畜産】
    光合成細菌を飲み水に入れる・飼料に混ぜ込む・畜舎全体に散布する
    病害の抑制、悪臭の改善、糞尿の有用堆肥化、採卵期間の長期化、生存率UP、肉質UP、卵質UP、採卵率UP

  • 【汚水】
    光合成細菌を流し込む
    硫化水素、アンモニアの消化BOD値の低下

光合成細菌の培養方法

光合成細菌の培養方法


簡単にできる光合成細菌の培養方法

■ 用意するもの

  1. PSB培基      200cc
  2. 水道水       17.8L
  3. 光合成細菌    2L
  4. キュービテナー  1個

※注意※
使用する容器は清潔なものを使う。
光合成細菌は雑菌が入ると培養できません。清潔に保ってください。
必ず容器から空気を抜いて培養、保存してください。



キュービテナー(容器)にPSB培基200mlを入れます。

水道水を17.8L入れます。

種菌の光合成細菌を2L入れます。

極力空気を抜いてフタを閉めてください。

4月~10月の間は屋外の直射日光のあたる所へ置いておけば1週間~2週間で出来上がります。目安は紅色が濃くなればOKです。
 

11月~3月の間は、屋内でガラス越しに日光のあたる温度の高いところへ置くか、専用のライトで培養

 グリーンライト

 プラントライト
※出来上がった光合成細菌を保存するには
1か月以上保存するときは、1か月に1度、液量の0.5%(例:20Lであれば100cc)のPSB培基を与えてください。長くPSB培基を入れずに放置しておくと菌の食べ物が無くなり菌が死滅していき、近緑種の藻類が発生して緑色になり、使用できなくなります。




光合成細菌の顕微鏡映像



光合成細菌の事例

光合成細菌を使って夏野菜を作りました


2010年4月にマイファームさんより守口2号の畑15平方メートルを1区画お借りしました。

水田のあとで、まず土づくりです。

堆肥・落ち葉・ボカシを表面にまき、すき込みながら土を掘り起し、乳酸菌・酵母菌の培養液(EM活性液)を2回散布

全体にブルーシートをかけ、保温・保湿して乳酸菌が活動して有害菌の活動を抑制するのを待ち、畝たてをしました。

同時に太陽光線で光合成細菌の培養をはじめました。

20リットルのキュービテナーに種菌のEM3号1リットル・基質(エサ)のPSB培基200cc水道水19リットルを配合してうねの間に放置しました。

4月は寒くて天気も晴天の日が少なく約1カ月かかりましたが培養できました。

5月の連休明けに苗を植え付け、水やりの都度、一緒に光合成細菌を与えました。
7月初旬には下記写真の通り大豊作でした。



店舗建築までのご紹介

2011年より、有用微生物群EMを串して店舗を建設しておりましたが、無事完成しましたので、簡単にまとめたものを、ご紹介させていただきます。

抜粋しておりますので、詳細はお問合せ頂ければ幸いです、





















  • 2013.08.10
  • 13:39

光合成細菌が黄化葉巻病に効果!

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